列車や車両に常備の発煙筒（信号炎管）は保管状態により湿気などで緊急時に着火出来ない恐れがあり、使用期限も５年と定められていますが、本製品は乾電池を使用している為、電池の保存期限で電池交換をすれば繰り返し使用出来、結果低コストになります。また、 IP67の防水設計で十分な耐久性を誇りますので、外部の湿気にも強く、雨天時にも使用出来ます。

鉄道用信号炎管と、ほぼ同サイズ

Φ40×185mmと信号炎管に近いサイズの為、従来使用していた収納場所及び収納容器がそのまま流用出来ます。小型で同時に複数本携帯する事が出来る為、信号炎管と同等以上の作業性を実現します。

※収納容器は販売しておりません。（既製品を使用した参考画像です）

２方向への警告が可能

従来の緊急信号発光器は１方向への警告のみでしたが、本製品は片面発光タイプと両面発光タイプをラインナップしました。両面発光タイプなら、上り下りの両方向への警告が可能ですので、信号炎管の代替品として最適です。

長期保存が可能

IP67の完全密閉構造の為、高湿度下でも乾電池や内部回路への影響が無いため、長期間の保存でも乾電池や回路の腐食を防ぎます。保存期間は乾電池の性能に依存しますので、必要な保存期間のものをご選択ください。（目安として、長いもので、アルカリ乾電池が１０年、リチウム乾電池が１５年です。）

保線作業・軌陸車での作業の安全確保に

緊急作業の安全確保の為の列車防護装置としても使用可能です。アルカリ乾電池３本で約2時間の長時間使用が可能です。（両面発光タイプの場合）
※ 認定などはございませんので、使用の可否は鉄道会社様の判断によります。

ハイパワーＬＥＤを搭載し抜群の視認性

ハイパワーLEDと独自のドライブ回路により、超高輝度を実現。昼間でも視認性は抜群です。

底面にマグネットを搭載

底面に強力なネオジウムマグネットを搭載し、レールへの固定又は車両ボディーへの固定が容易に可能です。

専用設計の光学レンズで遠方への警告が可能

ワイドかつ、遠方への警告を可能にするため、レンズを専用設計し、最適化しました。

頑丈なナイロンボディー・耐振動設計

ナイロン製のボディー、ポリカーボネイト製の透光カバーを採用する事で、耐衝撃性能を高めました。また、鉄道車両向けの振動試験JIS E4031の１種+Ｂ種を合格しております。

長時間点灯

片面発光タイプ　アルカリ乾電池：4時間　　リチウム乾電池：8時間
両面発光タイプ　アルカリ乾電池：2時間　　リチウム乾電池：4時間
※ アルカリ：EVOLTA、リチウム：FR6HJにて試験。
（EVOLTAはパナソニック株式会社の登録商標です）

※ 使用される際は必ず、鉄道会社様の指導に従ってください。

600ｍ先から目視可能

晴れた昼間に直線距離で600ｍ離れた場所で点灯し、目視での確認が出来ております。

他社製品との大きな違いは「待機電力ゼロ」

他社製品との一番の違いは電源のオンオフにマイコンを使用せず、単純な機械式スイッチを採用したことで、待機電力をゼロにしました。これにより乾電池の保存期間毎の電池交換で済み、頻繁な電池交換を不要としました。（マイコンによるオンオフ機構の場合は使用しなくても１か月から３か月程度で電池残量が空になります。）

寸法図[mm]

参考画像